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【絵本の作り方】自作絵本の完成度アップ 〜キンコーズでブックカバーを作る〜

市販の絵本には、「ブックカバー」
が ついていることが 多いです。
自作絵本を、より市販の絵本に近づけるために、
キンコーズで、「ブックカバー」を作りました。

今回は、
・「ブックカバー」を作る方法
・「ブックカバー」に おすすめの紙
を 紹介します。
絵本のブックカバー

■ キンコーズで絵本のブックカバーを作ってみた
  ■ ブックカバーとは

  ■ キンコーズとは

  ■ ブックカバーの作り方
    ■ キンコーズで印刷する
    ■ ブックカバーの大きさにカットする
    ■ 絵本のサイズにあわせて折る

  ■ 色んな紙でブックカバーを作ってみた


■ ブックカバーとは

「ブックカバー」とは、
絵本の本体を おおうように かぶせてある表紙
のことです。
市販の絵本では、
「ブックカバー」がついていることが多く、
表紙と同じ絵が 印刷されているものが多いです。
お気に入りで 何度も読む絵本の
ブックカバーが ボロボロになったりするのは、
よく見かける光景ですね。


■ キンコーズとは

今回は、ブックカバーを
「キンコーズ」さんで 作りました。

「キンコーズ」は、コピー・印刷・製本などの サービスを展開する企業で、
実店舗 や ネットでの印刷が 可能です。
自宅に プリンタがあるお家も ありますが、
「A3」 や 「A3ノビ」といった
大きめの紙に 印刷しようとすると、
自宅のプリンタでは、難しいです。
「キンコーズ」では、「A3」 や 「A3ノビ」
の 印刷ができるのはもちろん
下記のような メリットがあります。

・「A3」 や 「A3ノビ」の 印刷ができる
・色々な種類の紙を 選ぶことができる
・「PhotoShop」や「Illustrator」が使える


■ ブックカバーの作り方

ブックカバーの作り方について、
説明してきます。


■ キンコーズで印刷する

まず、最初は、キンコーズでブックカバーを印刷します。

今回は、実店舗に行き、
「PhotoShop」を使って、印刷しました。

サイズは、「A3ノビ」
という サイズです。
キンコーズで印刷する1


■ ブックカバーの大きさにカットする

次に、印刷した紙を、
「ブックカバー」の大きさにあわせて、カットします。
ぼくの絵本の場合は、

「縦: 155mm * 横: 155mm」

という サイズなので、
キンコーズで印刷したブックカバーを
縦のサイズにあわせて、カットします。
絵本サイズ
ブックカバーの大きさにカットする
印刷の際に、

PhotoShop上で、ガイドとなる線を入れておく

と スムーズに カットできるので、おすすめです。


■ 絵本のサイズにあわせて折る

最後に、絵本のサイズにあわせて、
「ブックカバー」を折っていきます。
絵本のサイズが、「155mm * 155mm」なので、
ブックカバーのサイズは、

・表紙、裏表紙: 155mm
・背表示: 10mm
・折り返し: 65mm

となります。
折り返しは、50mm程度は 欲しいですが、
厳密にサイズを 決めなくても 問題ありません。

表紙、裏表紙、背表示をとった
余り というあつかいです。
それぞれのサイズに あわせて折ると、
下の画像のようになります。
絵本のブックカバー
自作した絵本に かぶせると、
ブックカバーの完成です。
自作絵本_表紙
自作絵本_裏表紙
自作絵本_背表紙


■ 色んな紙でブックカバーを作ってみた

キンコーズでは、
「50種類ちかく」の紙の中から、
すきな紙を選んで 印刷できます。
今回は、その中でも 6種類を選んで、
「ブックカバー」を作ってみました。
No 紙の種類 厚さ 評価 詳細
1 最厚紙・白
<紙番号:6>
坪量 153.5g/m2 白く、スタンダードな紙。
厚さも問題なし。
2 マシュマロCoC 160
<紙番号:12>
坪量 186.1g/m2 白く、スタンダードな紙。
最厚紙・白 <紙番号:6>より
少し厚めで、かたい印象。
3 カルセドニー
<紙番号:22>
坪量 220.0g/m2 × 白く、スタンダードな紙。
ブックカバー用には分厚すぎる。
4 きらびき・白
<紙番号:301>
坪量 116.0g/m2 キラキラとした輝きのある紙。
高級感がある。
厚さは問題なし。
5 シャイナー・白
<紙番号:302>
坪量 139.5g/m2 雪の模様のような輝きのある紙。
高級感がある。
少し黄色っぽくなる。
厚さは問題なし。
6 レザック66・雪
<紙番号:507>
坪量 203.5g/m2 × 仔牛の皮風の凹凸感のある紙。
強く触ると色がはげてしまう。

今回使った 6種類の中では、

・「最厚紙・白<紙番号:6>」
・「きらびき・白<紙番号:301>」

が おすすめです。

シンプルに 作りたいのであれば、
「最厚紙・白<紙番号:6>」

キラキラとした高級感を 出したいのであれば、
「きらびき・白<紙番号:301>」

といった 使い分けが 良いかと思います。
レザック66・雪<紙番号:507>は、
かなり すきな質感だったのですが、

色がはげてしまうため、
「ブックカバー」には不向きでした。
キンコーズの紙の詳細は、
キンコーズホームページから 確認できます。


■ おわりに

今回は、「ブックカバー」の作り方
を紹介しました。

自作絵本を、より市販の絵本っぽくして、
完成度を上げるために、
「ブックカバー」は おすすめです。
選ぶ紙でも、印象が変わってくるので、
自分のお気に入りの紙で、
作ってみるのも 良いかと思います。


最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。

以上、「【絵本の作り方】自作絵本の完成度アップ 〜キンコーズでブックカバーを作る〜」でした。


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