しまうまプリントは、ネットプリントのサービスです。
しまうまプリントを使うことで、作った絵本をカンタンに製本することができます。
しまうまプリントで絵本を製本する場合は、「しまうまプリントのフォトブックを使う方法」と「しまうま出版を使う方法」の2種類があります。
本記事では、「しまうまプリントのフォトブック」と「しまうま出版」の違いと、絵本を製本する際にはどちらを利用するのがよいかを解説します。
すぐに「しまうまプリントのフォトブック」と「しまうま出版」の違いを確認したい人は、下記のボタンをクリックしてください。
▼ 「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」の違いを確認する ▼
しまうまプリントとは
しまうまプリントは、インターネットで印刷ができるネットプリントのサービスです。
しまうまプリントを使うと、お店に行かずにパソコンだけでフォトブック・写真・年賀状などの印刷ができます。
しまうまプリントの特徴
しまうまプリントには、次の3つの特徴があります。
- ネットで印刷ができる
- 1冊(1枚)から印刷できる
- 価格が安い
しまうまプリントのサービス
しまうまプリントには、いくつかのサービスがあります。
- フォトブック
お気に入りの写真をまとめたフォトブックが作れます。 - 写真
写真の印刷ができます。 - 年賀状、喪中ハガキ、寒中見舞い (期間限定)
年賀状などの印刷ができます。 - しまうま出版
漫画やイラスト集などが作れます。 - しまうまプラス
キーホルダーやカレンダーカードなどが作れます。
しまうまプリントのサービスの中で、絵本の製本ができるのは「フォトブック」と「しまうま出版」の2つです。
しまうまプリントのフォトブック
しまうまプリントのフォトブックとは
しまうまプリントのフォトブックは、お気に入りの写真を1冊の本にまとめたものです。
写真以外でも、絵本の製本に使うこともできます。
\ 1冊からでも製本できる /
しまうまプリントのフォトブックの特徴
しまうまプリントのフォトブックには、次の3つの特徴があります。
- パソコンで製本ができる
- 1冊から製本できる
- ハードカバーの絵本を作れる
しまうまプリントのフォトブックについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
【1冊から絵本が作れる】しまうまプリントの特徴、メリット・デメリットの紹介
しまうま出版
しまうま出版とは
しまうま出版は、しまうまプリントのサービスの1つです。
しまうまプリントのサービスの中でも、漫画・イラスト集・写真集の作成に特化したサービスです。
\ 1冊からでも製本できる /
しまうま出版の特徴
しまうま出版には、次の3つの特徴があります。
- ネットで印刷ができる
- 1冊から印刷できる
- ページ数を細かく選択できる
しまうま出版の詳細は、下記の記事で詳しく紹介しています。
【1冊から絵本が作れる】しまうま出版の特徴、メリット・デメリットの紹介
しまうま出版でできるようになったこと
しまうま出版の公式サイトに記載されている、しまうま出版でできるようになったことは次の5つです。
- 右綴じに対応しました
- 選べる用紙サイズにB5が仲間入り
- ページ数の選択肢が増えました
- PP加工できるようになりました
- 巻きカバーと表紙で別々のデザインがOKに
以降では、上記の違いやその他のフォトブックとしまうま出版の違いについて、解説していきます。
しまうま出版では、漫画、イラスト、写真集の印刷ができます。
絵本を製本する際は、「イラスト」を選択するのがおすすめです。
ここからは、「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」の違いについて解説します。
「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」の主な違いは、次の表のとおりです。
しまうまプリント (フォトブック) |
しまうま出版 (イラスト) |
|
|
以降では、下記の8個の違いについて、詳しく紹介していきます。
違い1: 価格
1つ目の違いは、「価格」です。
しまうまプリント(フォトブック)は198円(税込)から、しまうま出版(イラスト)は330円(税込)から利用が可能です。
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
198円〜 | 330円〜 |
1冊あたりの価格
しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)の1冊あたりの価格を比較してみました。
グレードは、しまうまプリント(フォトブック)は「ライト」、しまうま出版(イラスト)は「エコノミー」を選択した場合の価格です。
種類 | ページ数 | しまうまプリント (フォトブック) (ライト) | しまうま出版 (イラスト) (エコノミー) | 差額 |
---|---|---|---|---|
文庫 / A5 | 24 | 198円 | 418円 | -220円 |
36 | 498円 | 502円 | -4円 | |
48 | 638円 | 586円 | 52円 | |
72 | 748円 | 754円 | -6円 | |
96 | 858円 | 922円 | -64円 | |
144 | 1,098円 | 1,259円 | -161円 | |
A5スクエア | 24 | 298円 | 490円 | -192円 |
36 | 598円 | 610円 | -12円 | |
48 | 748円 | 731円 | 17円 | |
72 | 858円 | 970円 | -112円 | |
96 | 968円 | 1,210円 | -242円 | |
144 | 1,208円 | 1,690円 | -482円 | |
A5 | 24 | 598円 | 540円 | 58円 |
32 | 798円 | 621円 | 177円 | |
48 | 858円 | 781円 | 77円 | |
72 | 968円 | 1,020円 | -52円 | |
96 | 1,098円 | 1,260円 | -162円 | |
144 | 1,298円 | 1,740円 | -442円 | |
A4 | 24 | 998円 | 1,061円 | -63円 |
36 | 1,398円 | 1,240円 | 158円 | |
48 | 1,538円 | 1,420円 | 118円 | |
72 | 1,758円 | 1,780円 | -22円 | |
96 | 1,998円 | 2,140円 | -142円 | |
144 | 2,458円 | 2,860円 | -402円 |
※ 価格は2025年1月時点の税込価格です。
1冊あたりの場合、しまうまプリント(フォトブック)の方が安い場合が多いです。
10冊あたりの価格
しまうま出版には、一度に10冊以上の注文の場合、価格が10%OFFになるボリュームディスカウントがあります。
しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)の10冊あたりの価格を比較すると、下記の表のようになります。
種類 | ページ数 | しまうまプリント (フォトブック) (ライト) | しまうま出版 (イラスト) (エコノミー) | 差額 |
---|---|---|---|---|
文庫 / A5 | 24 | 1,980円 | 3,760円 | -1,780円 |
36 | 4,980円 | 4,510円 | 470円 | |
48 | 6,380円 | 5,270円 | 1,110円 | |
72 | 7,480円 | 6,780円 | 700円 | |
96 | 8,580円 | 8,290円 | 290円 | |
144 | 10,980円 | 11,330円 | -350円 | |
A5スクエア | 24 | 2,980円 | 4,410円 | -1,430円 |
36 | 5,980円 | 5,490円 | 490円 | |
48 | 7,480円 | 6,570円 | 910円 | |
72 | 8,580円 | 8,730円 | -150円 | |
96 | 9,680円 | 10,890円 | -1,210円 | |
144 | 12,080円 | 15,210円 | -3,130円 | |
A5 | 24 | 5,980円 | 4,860円 | 1,120円 |
32 | 7,980円 | 5,580円 | 2,400円 | |
48 | 8,580円 | 7,020円 | 1,560円 | |
72 | 9,680円 | 9,180円 | 500円 | |
96 | 10,980円 | 11,340円 | -360円 | |
144 | 12,980円 | 15,660円 | -2,680円 | |
A4 | 24 | 9,980円 | 9,540円 | 440円 |
36 | 13,980円 | 11,160円 | 2,820円 | |
48 | 15,380円 | 12,780円 | 2,600円 | |
72 | 17,580円 | 16,020円 | 1,560円 | |
96 | 19,980円 | 19,260円 | 720円 | |
144 | 24,580円 | 25,740円 | -1,160円 |
※ 価格は2025年1月時点の税込価格です。
※ しまうま出版(イラスト)は、ボリュームディスカウント適用後の価格です。
1冊の場合よりも、しまうま出版(イラスト)の方が価格が安くなるケースが増えました。
10冊未満の少ない冊数の場合はしまうまプリント(フォトブック)の方が価格が安い場合が多く、10冊以上の場合はしまうま出版(イラスト)の方が安い場合が多いです。
違い2: 綴じ方向
2つ目の違いは、「綴じ方向」です。
右綴じは、右から左に読み進めていく本で、文字は縦書きの場合が多いです。
左綴じは、左から右に読み進めていく本で、文字は横書きの場合が多いです。
しまうまプリント(フォトブック)は、左綴じのみです。
しまうま出版(イラスト)は、左綴じ・右綴じを選ぶことができます。
しまうま出版(イラスト)の方が、綴じ方向の自由度は高いです。
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・左綴じ | ・左綴じ ・右綴じ |
違い3: サイズ
3つ目の違いは、「サイズ」です。
しまうまプリント(フォトブック)は4種類、しまうま出版(イラスト)は5種類からサイズを選ぶことができます。
しまうまプリント(フォトブック)の文庫と、しまうま出版(イラスト)のA6は同じサイズです。
しまうまプリント(フォトブック)のA4と、しまうま出版(イラスト)のA4はサイズが異なります。
しまうま出版(イラスト)では、しまうまプリント(フォトブック)にはない「B5」サイズが選択できます。
しまうま出版(イラスト)の方が、選べるサイズの種類は多いです。
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・文庫 ・A5スクエア ・A5 ・A4 ※ ※ 一般的なA4サイズとは、サイズが異なる | ・A6 ※ ・A5スクエア ・A5 ・B5 ・A4 ※ プライムグレードはA6選択不可 |
違い4: ページ数
4つ目の違いは、「ページ数」です。
しまうまプリント(フォトブック)は、24ページ、36ページ、48ページ、72ページ、96ページ、144ページの6種類から選択できます。
しまうま出版(イラスト)は、12ページ〜144ページの間で4ページ間隔で選択できます。
しまうま出版(イラスト)の方が、ページ数の自由度は高いです。
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・24ページ ・36ページ ・48ページ ・72ページ ・96ページ ・144ページ | 最小12ページ〜最大144ページ 4ページ間隔で選択可能 |
違い5: グレード(品質)
5つ目の違いは、「グレード(品質)」です。
しまうまプリント(フォトブック)は、「ライト」、「スタンダード」、「プレミアムハード」の3種類から選択できます。
しまうま出版(イラスト)は、「エコノミー」、「プライム」の2種類です。
しまうまプリント(フォトブック)のプレミアムハードのみハードカバーで、それ以外のグレードはソフトカバーです。
しまうま出版(イラスト)はハードカバーでの印刷ができませんが、しまうまプリント(フォトブック)ではハードカバーで印刷が可能です。
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・ライト (ソフトカバー) ・スタンダード (ソフトカバー) ・プレミアムハード (ハードカバー) | ・エコノミー (ソフトカバー) ・プライム (ソフトカバー) |
違い6: カラー
6つ目の違いは、「カラー」です。
グレード(品質)によってインクの種類や色が異なります。
しまうまプリント(フォトブック)・しまうま出版(イラスト)のどちらも、グレードが高いほど色数が多く、きれいに印刷できます。
表紙カラー
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・ライト レーザープリンター 4色 ・スタンダード デジタルオフセット 6色 ・プレミアムハード インクジェットプリンター 7色 | ・エコノミー フルカラー4色刷り ・プライム フルカラー7色刷り |
本身カラー
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・ライト レーザープリンター 4色 ・スタンダード デジタルオフセット 6色 ・プレミアムハード インクジェットプリンター 7色 | ・エコノミー フルカラー4色刷り ・プライム フルカラー7色刷り |
違い7: 用紙
7つ目の違いは、「用紙」です。
用紙も表紙カラーや本身カラーと同じく、グレードによって違いがあります。
マット紙がいいか、光沢紙がよいかは好みがわかれるところでもあるため、必ずしもグレードが高いものがよいというわけではありません。
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) |
---|---|
・ライト 表 紙:マット系アート紙 本 身:マット紙 ・スタンダード 表 紙:グロスコート紙 中表紙:グロスコート紙 本 身:フォトラスター紙 ・プレミアムハード 表 紙:プレミアムマット紙 本 身:プレミアムサテン紙 | ・エコノミー 巻きカバー:マット紙 表紙:マット系アート紙 本身:マット紙 ・プライム ※ 表紙:プレミアム光沢紙 PP加工仕上げ 本身:プレミアム半光沢紙 ※: プライムは、巻きカバーなし。 |
違い8: オプション
8つ目の違いは、「オプション」です。
しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)で、利用できるオプションが異なります。
しまうまプリント(フォトブック)で利用できるオプション
しまうまプリント(フォトブック)で利用できるオプションは、次の2つです。
- 動画QR
1冊100円で30秒の動画が保存できるQRコードを印刷できる。 - ロゴ取り
1冊50円で「しまうまプリント」のロゴを非表示にすることができる。
しまうま出版(イラスト)で利用できるオプション
しまうま出版(イラスト)で利用できるオプションは、次の2つです。
- 巻きカバー
1冊50円でカラーの巻きカバーを付けられます。 - PP加工
巻きカバー、もしくは表紙にPP加工を行えます。
・PP加工とは
「ポリプロピレン(Polypropylene)加工」の略称で、印刷した紙の表面にポリプロピレンのフィルムを圧着することで、光沢を出したり、耐久性を高めたりできる加工方法です。
しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)のオプションの違い
しまうまプリント (フォトブック) | しまうま出版 (イラスト) | |
---|---|---|
動画QR | ◯ | × |
ロゴ取り | ◯ | × ※ 標準でログ表示なし |
巻きカバー | × ※ 標準で巻きカバー付き | ◯ |
PP加工 | × | ◯ |
「しまうまプリントのフォトブック」と「しまうま出版(イラスト)」違いまとめ
しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)の違いを表にまとめました。
フォトブック | しまうま出版 (イラスト) | |
---|---|---|
価格 | 198円(税込)〜 | 330円(税込)〜 |
綴じ方向 | 左綴じのみ | ・左綴じ ・右綴じ |
サイズ | ・文庫 ・A5スクエア ・A5 ・A4 | ・A6 ※ ・A5スクエア ・A5 ・B5 ・A4 ※ プライムグレードはA6選択不可 |
ページ数 | ・24ページ ・36ページ ・48ページ ・72ページ ・96ページ ・144ページ | 最小12ページ〜最大144ページ 4ページ間隔で選択可能 |
グレード | ・ライト ・スタンダード ・プレミアムハード | ・エコノミー ・プライム |
表紙カラー | ・ライト レーザープリンター 4色 ・スタンダード デジタルオフセット 6色 ・プレミアムハード インクジェットプリンター 7色 | ・エコノミー フルカラー4色刷り ・プライム フルカラー7色刷り |
本身カラー | ・ライト レーザープリンター 4色 ・スタンダード デジタルオフセット 6色 ・プレミアムハード インクジェットプリンター 7色 | ・エコノミー フルカラー4色刷り ・プライム フルカラー7色刷り |
用紙 | ・ライト 表 紙:マット系アート紙 本 身:マット紙 ・スタンダード 表 紙:グロスコート紙 中表紙:グロスコート紙 本 身:フォトラスター紙 ・プレミアムハード 表 紙:プレミアムマット紙 本 身:プレミアムサテン紙 | ・エコノミー 巻きカバー:マット紙 表紙:マット系アート紙 本身:マット紙 ・プライム ※ 表紙:プレミアム光沢紙 PP加工仕上げ 本身:プレミアム半光沢紙 ※プライムは、巻きカバーなし。 |
オプション | ・動画QR ・ロゴ取り | ・巻きカバー ・PP加工 |
「しまうまプリント(フォトブック)」、「しまうま出版(イラスト)」を使って、実際に絵本を製本してみました。
表紙の比較
左が「しまうまプリント(フォトブック)」で、右が「しまうま出版(イラスト)」で製本した絵本です。
表紙の見た目に大きな差はありませんが、しまうまプリント(フォトブック)の方がややオレンジ色っぽくなっています。
表紙(巻きカバーなし)の比較
巻きカバーなしの表紙は、しまうまプリント(フォトブック)は真っ白ですが、しまうま出版(イラスト)は、巻きカバーと同じ絵が印刷されています。
裏表紙には絵を印刷していないため、どちらも白くなっていますが、しまうま出版(イラスト)は、巻きカバーなしの裏表紙にバーコードが印刷されています。
しまうまプリント(フォトブック)には、標準で巻きカバーが付いています。
しまうま出版(イラスト)は、巻きカバーはオプションで、1冊あたり50円(税込)です。
巻きカバーの比較
巻きカバーは大きな違いがありませんが、「背表紙」と「バーコードの印刷箇所」が異なります。
しまうまプリント(フォトブック)の場合は、背表紙に標準でタイトルが印刷されます。
また、バーコードは、巻きカバーの裏表紙に印刷されます。
しまうま出版(イラスト)の場合は、背表紙を自由に変更できます。
また、バーコードは、巻きカバーの裏側に印刷されます。
最初のページの比較
本を開いた最初のページ(1ページ目)は、しまうまプリント(フォトブック)では、標準でタイトルが入るため、タイトルが印刷されています。
しまうま出版(イラスト)では、1ページ目を真っ白なページにできるので、何も印刷されていない真っ白な状態です。
しまうまプリント(フォトブック)では、1ページ目は変更不可で、標準でタイトルが入ります。
しまうま出版(イラスト)では、1ページ目を自由に変更することができます。
扉・本身・奥付の比較
2ページ目以降の「扉」、「本身」、「奥付」については、しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)で大きな違いはありませんが、表紙と同じようにしまうまプリント(フォトブック)の方がややオレンジ色っぽくなっています。
扉の比較
本身の比較
奥付の比較
最終ページの比較
しまうまプリント(フォトブック)は、最終ページに「フォトブックの画像」、「タイトル」、「しまうまプリントのロゴ」、「バーコード」が印刷されています。
しまうま出版(イラスト)は、バーコードのみです。
しまうまプリント(フォトブック)のしまうまプリントのロゴは、オプションで消すことができますが、それ以外は消すことができません。
しまうまプリント(フォトブック)では、最終ページは変更不可で、「フォトブックの画像」、「タイトル」、「しまうまプリントのロゴ」、「バーコード」が入ります。(ロゴのみオプションで消すことができます。)
しまうま出版(イラスト)では、最終ページを自由に変更することができます。
ただし、バーコードは標準で印刷されるため消すことができません。
「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」の比較まとめ
実際に、「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」を利用した結果、次のようなことがわかりました。
- しまうまプリント(フォトブック)の方が全体的にややオレンジ色っぽい色合い
- 表紙(巻きカバーあり)、扉、本身、奥付はほとんど左がない
- 1ページ目と最終ページは、しまうま出版(イラスト)だとすっきりした見た目にできる
しまうまプリント(フォトブック)やしまうま出版(イラスト)を使って絵本を製本する方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。
【趣味で絵本作り】しまうまプリントで、自作絵本を製本する方法を紹介します
「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」のどちらでも絵本を製本できますが、人によってどちらがおすすめかが違ってきます。
「しまうまプリント(フォトブック)」がおすすめの人
次のような人には、「しまうまプリント(フォトブック)」がおすすめです。
- ハードカバーで絵本を作りたい
- なるべく価格を抑えたい
ハードカバーで絵本を作りたい
しまうま出版(イラスト)では、ハードカバーの絵本を作ることができません。
このため、ハードカバーの絵本を作りたい場合は、しまうまプリント(フォトブック)がおすすめです。
なるべく価格を抑えたい
しまうまプリント(フォトブック)は、しまうま出版(イラスト)に比べて「綴じ方向」、「ページ数」の自由度は低いですが、
しまうま出版(イラスト)よりも安い価格で利用できます。
こだわりが少なくなるべく価格を抑えて作りたい場合は、しまうまプリント(フォトブック)がおすすめです。
\ 1冊からでも製本できる /
「しまうま出版(イラスト)」がおすすめの人
次のような人には、「しまうま出版(イラスト)」がおすすめです。
- 右綴じの絵本を作りたい
- ページ数を自由に選択したい
- 余計なものを印刷したくない
右綴じの絵本を作りたい
しまうまプリント(フォトブック)は左綴じしか選ぶことができませんが、しまうま出版(イラスト)は左綴じ・右綴じのどちらでも選ぶことができます。
絵本は左綴じが多いですが、右綴じで作りたいという場合もあります。
右綴じの絵本を作りたい場合は、しまうま出版(イラスト)がおすすめです。
ページ数を自由に選択したい
しまうまプリント(フォトブック)は、24ページ、36ページ、48ページ、72ページ、96ページ、144ページの6種類しかページ数の選択肢がありません。
しまうま出版(イラスト)は、12ページ〜144ページの間で4ページ間隔で選択ができるため、ページ数の自由度が高いです。
ページ数を自由に選択したい場合は、しまうま出版(イラスト)がおすすめです。
余計なものを印刷したくない
しまうまプリント(フォトブック)は、写真集を作るのが主な使い方です。
このため、最初のページにタイトルが印刷されてしまったり、最終ページにフォトブックの画像やタイトルが印刷されてしまったりと、意図しないものが印刷されてしまいます。
もし、最初のページや最終ページで余計なものを印刷したくないという場合は、しまうま出版(イラスト)がおすすめです。
しまうま出版(イラスト)の場合は、最初のページや最終ページに余計なものを印刷せずに、すっきりとした絵本を作ることができます。
\ 1冊からでも製本できる /
本記事では、「しまうまプリント(フォトブック)」と「しまうま出版(イラスト)」の違いについて、解説しました。
しまうまプリント(フォトブック)としまうま出版(イラスト)は、それぞれ特徴があり、おすすめのケースも違ってきます。
ハードカバーで絵本を作りたい場合、価格を抑えて絵本を作りたい場合は、しまうまプリント(フォトブック)がおすすめです。
右綴じの絵本を作りたい場合、ページ数を自由に選択したい場合、余計なものを印刷したくない場合は、しまうま出版(イラスト)がおすすめです。
絵本の製本は大変な作業ですが、しまうまプリント(フォトブック)やしまうま出版(イラスト)を使うと、かんたんに製本ができます。
製本することで、より完成度の高い絵本を作ることができます。
絵本の絵は描いたけど製本できていない人や、これから絵本を作ってみたいと思っている人の参考になればうれしいです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
以上、「【絵本を製本するならどっち?】「しまうまプリントのフォトブック」と「しまうま出版」の違いまとめ」でした。