絵を描きたいけれど、絵を描く時間がなかなか取れないということはありませんか?
忙しい中で絵を描く時間を作るのは大変なことですが、実は「後片付けがめんどくさい」という理由で絵が描けない場合があります。
絵を描くのはすきでも、後片付けのことまで考えると絵を描くのをあきらめてしまいます。
後片付けがめんどくさいという人におすすめなのが、「デジタルお絵描きツール」です。
デジタルお絵描きツールを使うと、めんどうな後片付けが不要で、絵を描きたいと思ったときにすぐに描くことができます。
また、絵の修正もかんたんなので、失敗した場合でもすぐに修正することができます。
本記事では、「デジタルお絵描きツールのメリット・デメリット」と「おすすめのデジタルお絵描きツール」を紹介します。
- 絵を描きたいけど、あまり描けていない人
- 忙しくて、あまり時間がない
- デジタルで絵を描いてみたい人
おすすめのデジタルお絵描きツールを知りたい人は、下記のボタンをクリックしてください。
絵を描く場合、紙や絵の具を使うことが多いです。
絵を描きたいけれど、なかなか絵が描けない理由
紙や絵の具を使って絵を描く場合、絵を描きたいけれど、なかなか絵が描けないことがあります。
絵が描けないのにはいくつかの理由があります。
- 後片付けがめんどくさい
- 絵を描くための準備が大変
- 絵を描く時間がない
後片付けがめんどくさい
絵を描いたあとは、後片付けが必要になります。
絵を描き終わったあとは、道具をもとの場所にしまったり、汚れた机をきれいにしたりする必要があります。
絵の具を使った際は、筆を洗ったりすることも必要になります。
絵を描くのはたのしいですが、後片付けはめんどくさいです。
絵を描きたくても、後片付けのことを考えると、腰が重くなってしまいます。
絵を描くための準備が大変
絵を描くときは、紙と鉛筆を使うことが多いです。
色を塗る場合は、色鉛筆、クレヨン、絵の具などを使う場合もあります。
これらの道具を使って絵を描こうと思ったとき、手元になかったり、わざわざ取り出すのが大変だったりします。
絵を描きたいと思ったときに道具が手元にないと、絵を描くのをあきらめてしまうことがあります。
絵を描く時間がない
仕事や子育てをしていると、絵を描きたくもなかなか時間がとれなかったりします。
少し時間ができたとしても、準備や後片付けに時間がかかってしまうと、絵を描ける時間は短くなってしまいます。
仕事や子育てのスキマ時間では、紙や絵の具を使って絵を描くのはハードルが高いです。
デジタルお絵描きツールとは
デジタルお絵描きツールは、お絵描きに使うことができる電子ツールのことです。
デジタルお絵描きツールは、タブレットやパソコンなどの「IT家電」とお絵描きソフトなどの「アプリ」に分けることができます。
IT家電とアプリを組み合わせて絵を描くことができます。
デジタルお絵描きツールのメリット
デジタルお絵描きツールには、次の3つのメリットがあります。
- めんどうな後片付けをしなくていい
- すぐに絵を描きはじめられる
- 絵の修正がかんたん
めんどうな後片付けをしなくていい
絵を描くときにめんどくさいのが、絵を描き終わった後の後片付けです。
紙や絵の具を使う場合は、使い終わった後にゴミを片付けたり、絵の具を洗ったりする必要があります。
絵を描くのはすきだけれど、後片付けはめんどくさいという人も多いかと思います。
デジタルお絵描きツールの場合、後片付けは電源を切るだけです。
紙や絵の具を使ったときのように、めんどうな後片付けをしなくてもよくなるため、気軽に絵を描くことができるようになります。
すぐに絵を描きはじめられる
紙や絵の具を使う場合は、絵を描くまでに 「紙を用意する」、「鉛筆を削る」、「絵の具を出す」、「机の上を片付ける」といった準備が必要になります。
しかし、デジタルお絵描きツールの場合は、 タブレットの電源を入れてアプリを立ち上げるだけで、絵を描きはじめることができます。
準備が不要のため、ちょっとしたスキマ時間にも絵を描くことができます。
絵の修正がかんたん
デジタルお絵描きツールを使うと、絵を失敗したときもすぐに修正することができます。
紙や絵の具を使って絵を描く場合は、失敗してしまったときは、はじめから書き直さないといけないこともあります。
デジタルお絵描きツールは、一部だけを修正したり、少し前の状態に戻したりすることができます。
かんたんに修正ができるので、効率的に絵を描くことができます。
デジタルお絵描きツールのデメリット
デジタルお絵描きツールには、次の3つのメリットがあります。
- 充電が必要
- 慣れるまでに時間が必要
充電が必要
デジタルお絵描きツールのデメリットの1つは、「充電が必要」ということです。
デジタルお絵描きツールはIT家電のため、使うためには充電が必要です。
充電を忘れないようにすることが大切です。
慣れるまでに時間が必要
デジタルお絵描きツールのもう1つのデメリットは、「慣れるまでに時間が必要」ということです。
デジタルお絵描きツールは、紙や絵の具を使って絵を描くのとは少し感覚が異なります。
使いはじめは、慣れるまでに少し時間がかかる場合があります。
紙と近い感じで使用できるグッズもあるため、利用することで紙に近い感覚で使用できるようになります。
【絵本の作り方】 iPadで絵を描くときに、ペーパーライクフィルムは必要?
おすすめのデジタルお絵描きツールは、次の3つです。
- 12.9インチ iPad Pro(第6世代)
- Apple Pencil(第2世代)
- MediBang Paint
「12.9インチ iPad Pro(第6世代)」と「Apple Pencil(第2世代)」はIT家電で、「MediBang Paint」はアプリです。
それぞれのツールについて、詳しく紹介していきます。
12.9インチ iPad Pro(第6世代)
おすすめのツールの1つ目は、「12.9インチ iPad Pro(第6世代)」です。
「12.9インチ iPad Pro(第6世代)」は、iPadの中で最も画面の大きいiPadです。(2023年9月時点)
画面サイズは12.9インチ、本体のサイズが縦280.6mm × 横214.9mmです。
12.9インチ iPad Pro(第6世代)の大きさを比較
どれくらい大きいのか他のiPadと比較してみます。
最も画面サイズが大きいのが「12.9インチ iPad Pro(第6世代)」で、最も画面サイズが小さいのが「iPad mini(第6世代)」です。
画面サイズが12.9インチのiPadは、「12.9インチ iPad Pro」だけです。
iPadの比較については、下記の記事でも詳しく紹介しています。
12.9インチ iPad Pro(第6世代)とA4ノートの大きさを比較
12.9インチ iPad Pro(第6世代)は、A4ノート(縦 297mm * 横210mm)とほぼ同じ大きさです。
実際に比べてみると、次の写真のようになります。
A4ノートの方が少し大きいですが、ほぼ同じような大きさであることがわかります。
(写真のiPad Proは、第6世代より前のものですが、大きさは第6世代と同じです。)
画面が大きい方がいいのか?
画面が大きいiPadの方がいいのか疑問に思う人もいるかもしれません。
デジタルお絵描きツールの場合、画面の大きさによって絵の描きやすさが違ってきます。
机が広い方が作業しやすいのと同じで、画面が大きい方が絵を描きやすいです。
12.9インチ iPad Pro(第6世代)がおすすめの人
次のような人には、特に12.9インチ iPad Pro(第6世代)がおすすめです。
- あまり持ち運びせずに、家で絵を描くことが多い人
- 大きな絵を描くことが多い人
Apple Pencil(第2世代)
おすすめツールの2つ目は、「Apple Pencil(第2世代)」です。
Apple Pencilは、iPad専用のデジタルペンです。
iPadだけでも絵を描くことはできますが、Apple Pencilを使うとより絵を描きやすくなります。
Apple Pencilを使うと、iPadの画面に直接「絵」や「文字」がかけます。
iPadの画面に直接かけるため、紙に描くのと近い感覚で絵を描くことができます。
ペーパーライクフィルムを使うことで、さらに紙に近い感覚で絵が描けるようになります。
ペーパーライクフィルムについては、下記の記事で紹介しています。
【絵本の作り方】 iPadで絵を描くときに、ペーパーライクフィルムは必要?
Apple Pencilの第1世代、第2世代の違い
Apple Pencilは、iPadによって利用できる種類が異なります。
12.9インチ iPad Pro(第6世代)の場合は、Apple Pencil(第2世代)のみ利用可能です。
間違って、Apple Pencil(第1世代)を買わないように注意が必要です。
Apple Pencilの第1世代と第2世代の違いについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
MediBang Paint
おすすめツールの最後は、「MediBang Paint」です。
MediBang Paintは、無料で使えるイラスト・マンガ制作ソフトです。
iPad以外でもパソコン、iPhone、Androidなど幅広いハードウェアで使うことができます。
MediBang Paintは、イラスト・マンガ制作向けのツールですが、絵本を作ることもできます。
MediBang Paintには、絵本制作に必要な次の3つ機能がすべて備わっています。
- 絵を描く
- 色を塗る
- 絵をデジタルデータに書き出す
MediBang Paintには、有料プランもありますが、無料でも使うことができます。
MediBang Paintは、MediBang Paintのホームページからダウンロードできます。
MediBang Paintを使って絵を描く方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。
自作絵本の「くーちゃんとえほんのほんだな」は、デジタルお絵描きツール(iPad Pro、Apple Pencil、MediBang Paint)を使って作りました。
下記のページで、無料で読めます。
本記事では、「デジタルお絵描きツールの良いところ」と「おすすめのデジタルお絵描きツール」を紹介しました。
おすすめのデジタルお絵描きツールは、次の3つです。
- 12.9インチ iPad Pro(第6世代)
- Apple Pencil(第2世代)
- MediBang Paint
絵を描くのはすきでも、最近なかなか絵を描けないという人の参考になればうれしいです。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。
以上、「【絵本の作り方】デジタルお絵かきツールの紹介」でした。