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【絵本の作り方】自作絵本の制作日記1(お話を考える)

大学生のころに、絵本に興味を持ちました。

マンガ や 小説よりも 少ないページで、
いろんなことが 伝わってくる
そんな 絵本の魅力を知りました。

絵を描くのが、すきだったので、
自分で、絵本を作ってみたい と思いましたが、

大学生の僕は、
どうやって 作ればいいか、
だれに きけばいいかも わかりませんでした。
社会人になって 絵本教室に通いはじめ、
ある程度、絵本の作り方が わかってきた ぼくが、

絵本を作りたくても
なにをしていいか わからなかった ぼくに 伝えたい

「絵本の作り方」 を紹介します。


大学生のころの僕のように、

絵本に興味があって、自分で作ってみたいけど、
なにから はじめていいか わからない。

そんな人の 参考になれば、うれしいです。


■ お話を考える

絵本は、

「文」「絵」

に分けることができます。


今回は、
「文」にあたる お話 を考えていきます。
実際に、ぼくが今作っている
自作絵本 を題材にして、
お話を考える方法 を 紹介していきます。

■ お話を考える

  ■ 主人公を決める
     ■ 主人公って
     ■ 主人公は、どうやって決めるの?

  ■ お話の流れを考える
     ■ お話の流れを考えるメリット

  ■ タイトル(仮)を決める
     ■ 最初にタイトル(仮)を決める理由

  ■ 1ページごとの文章を考える
     ■ 文章を考えるときのポイント



■ 主人公を決める

ぼくの絵本の 主人公は、

絵本のすきな ドラゴン の くーちゃん

です。

■ 主人公って?

お話を決める上で、大切なのが、主人公 です。

たとえば、

「はらぺこあおむし」の主人公は、あおむし です。

「ぐり と ぐら」の主人公は、ねずみの ぐり と ぐら です。


お話の中心となる 人物 や 動物など
が 主人公 です。

■ 主人公は、どうやって決めるの?

「自分のすきなもの」

を主人公にすると、
お話が作りやすいです。

その方が、お話を作っていて、楽しいからです。
絵本を作るって、結構、重労働 なんです。

絵本のページ数、
10ページ以上 のものが多く、
10枚以上の絵が 必要になります。

10枚の絵を描くのは、大変でも
すきなものなら、途中であきらめずに、
描くことができます。
ネコがすきな人なら、「ネコを主人公にしたお話」、
月がすきなら、「お月様を主人公にしたお話」。

主人公は、生き物じゃなくても 大丈夫です。

本当は しゃべらないものが しゃべるのが 絵本の世界。
それが、絵本の面白いところでもあります。


■ お話の流れを考える

ぼくの絵本の お話の流れは、こんなかんじです。


くーちゃんは、絵本がすきな ドラゴンです。
くーちゃんは、絵本を読んで、楽しそうです。
くーちゃんは、持っている絵本が少ないのが悩みです。
街にいけば、たくさん絵本が読めることを思いつきます。
絵本をたくさん持っている人の家に行きます。
たくさん絵本を読んで、くーちゃんは うれしくなります。
またあそびにくるといって、くーちゃんは家にかえります。

■ お話の流れを考えるメリット

おおまかな、絵本の流れを決めます。

これは、「あらすじ」 にあたる部分で、
絵本のお話の 最初から最後までを、
短くまとめたもの です。


お話の流れを考えることで、
この絵本が、

・どんな 絵本なのか
・主人公が どんなことをするお話なのか

をイメージすることができます。


■ タイトル(仮)を決める

ぼくの絵本の タイトル(仮) は、

「くーちゃん と えほんだな」

です。

■ 最初にタイトルを決める理由

お話の流れが決まったら、
「絵本のタイトル」
を考えます。

絵本のタイトル は、
人の名前 みたいなものです。

最終的に、変わることもありますが、
あった方が、親やすくなるので、
お話の流れが決まった段階で、
「タイトル(仮)」 を決めます。


■ 1ページごとの文章を考える

1. くーちゃんは えほんのすきな ドラゴンです。

2. やねのうえ や きのした
 ときには、おそらの くものソファーにすわって、
 えほんをよみます。

3. えほんをよむのは たのしいな。
 くーちゃんは そう おもいました。

4. くーちゃんには、なやみが ありました。
 それは、もっているえほんが すくなくて、
 いつも おなじえほん ばかり ということです。

 「もっと、たくさんのえほんを よみたいな。」
 くーちゃんは、そうおもいました。

■ 文章を考えるときのポイント

お話の流れで決めた内容を
「文章」 にしてきます。

ポイントは、

・1ページ(1見開き)の内容ごとに区切る
・あまり、ページ数を意識しない

です。
1ページ(1見開き)の内容ごとに区切ることで、
1ページ(1見開き)に描く内容を
イメージすることができます。


また、この段階では、
ページ数を意識せずに、
描きたい内容をすべて描く
ことが大切です。

最初から 制限をつけて書くよりも
ページ数が決まった段階で、
ページ数に合わせて、
くっつけたり、消したりする方が かんたんです。


以上、「絵本の お話の作り方」でした。
次回は、「ページ数 や サイズを決める方法」を紹介します。


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