ぼくは絵本がすきです。
読むだけでなく、自分でも絵本を作ってみたいと思ったとき、絵本を作るのってどれくらい大変なんだろう?と疑問に思いました。
絵本作りの大変さを知る指標の一つが、「絵本のページ数」です。
絵本のページ数を知ることで、「1冊の絵本を作るためにはどれくらいの枚数の絵を描かないといけないか」がわかります。
市販されている絵本のページ数を調べて、絵本のページ数についてまとめました。
■ この記事について
- 絵本がすきな人
- 絵本を作ってみたいと思っているけど、まだ作ったことがない人
- 絵本を作るためのハードル・ボリュームを知りたい人
- 絵本ってどのくらいのページ数が多いのか興味がある人
ぼくは今までに4冊の自作絵本を作ってきました。
最初は、ぼく自身も1冊の絵本を作るのはどのくらいの枚数の絵を書けば良いのかわかりませんでした。
絵本まだ作ったことがない人や、これから絵本を作ろうとしている人の参考になればうれしいです。
■ 絵本のページ数
絵本は、あかちゃん・こども向けの本というイメージを持っている人は多いと思います。
最近は、大人向けの絵本などもあり、大人が読んでもおもしろい絵本は多いですが、あかちゃん・こどもをターゲットにした絵本が多いのは事実です。
あかちゃん・こどもをターゲットにしていることもあり、絵本は「マンガ」や「小説」に比べると、ページ数が少なく読みやすいのが特徴です。
ページ数が少なくて読みやすいのはなんとなくわかりますが、実際はどれくらいのページ数なのでしょうか?
現在ぼくが持っている約300冊の絵本のページ数を調べてみました。
■ 絵本のページ数を調べてみた
ぼくが持っている約300冊の絵本のページ数を調べてみた結果、下のグラフ・表のような結果になりました。
ページ数 | 冊数 |
---|---|
32p | 104 |
24p | 23 |
20p | 19 |
40p | 17 |
28p | 16 |
48p | 16 |
33p | 10 |
22p | 9 |
25p | 8 |
36p | 8 |
34p | 7 |
上記以外 | 73 |
合計 | 310 |
一番多かったのは、32ページで104冊でした。
二番目に多かったのは、24ページで23冊でした。
それ以降、20ページや40ページといった24ページ・32ページに近いページ数が続きます。
調べてみた結果、32ページの絵本がダントツ多いことがわかりました。
■ 絵本のページ数の数え方
絵本のページ数は、本文だけではなく、「扉」、「奥付け」も含めて数えることが多いです。
「扉」は本を開いて本文に入るまでの入り口の部分。「奥付け」は本文が終わったあとのおまけ部分。といったようなイメージです。
32ページの絵本の場合は、1ページ目が「扉」、2ページ目から31ページ目までが「本文」、32ページ目が「奥付け」となります。
■ 絵本を作るときは何ページで作るのか
自作絵本を作る際は、何ページで作るのがよいでしょうか?
答えとしては、特にこだわりがなければ、絵本を作る際には32ページ(本文が30ページ)で作るのがおすすめです。
先にも記載したとおり、市販されている絵本でも32ページの絵本が最も多いためです。
また、32ページで作った場合は、コンクールにも出しやすいというメリットがあります。
絵本のコンクールの中にはページ数に指定があるものもあり、多くの場合は「32ページ」や「24ページ」での指定が多いです。
※扉+本文で31ページという指定の場合もありますが、32ページ=本文30ページ+2ページのため、本文が30ページという部分は同じとなります。
絵本ができた際にはコンクールに応募してみるのもおすすめです。コンクール応募するために、作成をはじめる段階でページ数は意識しておく方が良いです。
■ おわりに
この記事では、絵本のページ数についてまとめました。
最初はわからないことが多かったですが、実際に絵本を作っていく中で学んだことが多いです。ページ数についても学んだことの一つです。
今回の記事が、絵本まだ作ったことがない人や、これから絵本を作ろうとしている人の参考になればうれしいです。