
■ わたしのだいじ
■ 1

わたしは たのしいことが すき。
みずで あそぶこと、すなで おしろを つくること、
ともだちと おしゃべりすることが すき。
しつもんに こたえること、ごはんを たべること、
きに のぼることも すき。
みずで あそぶこと、すなで おしろを つくること、
ともだちと おしゃべりすることが すき。
しつもんに こたえること、ごはんを たべること、
きに のぼることも すき。
■ 2

かえりみちに いちまいの かみをもらった。
なんだろう?
ともだちと いっしょに みてみた。
『うたのおまつり』
とっても たのしそう!
いえにかえって すぐに なまえをかいた。
なんだろう?
ともだちと いっしょに みてみた。
『うたのおまつり』
とっても たのしそう!
いえにかえって すぐに なまえをかいた。
■ 3

つぎのひから うたいはじめた。
こんなかんじかなー♪♫
はじめてだけど なんだかたのしい。
こんなかんじかなー♪♫
はじめてだけど なんだかたのしい。
■ 4

おまつりのひ。
たくさん みにきている。
わたしの うたう でばんが まわってきた。
あれ? なんでだろう。
うまく こえが でないよ。
たくさん みにきている。
わたしの うたう でばんが まわってきた。
あれ? なんでだろう。
うまく こえが でないよ。
■ 5

おまつりが おわったあと とても かなしくなった。
きっと れんしゅうが たりなかったんだ。
もっと れんしゅうしないと。
きっと れんしゅうが たりなかったんだ。
もっと れんしゅうしないと。
■ 6

まえよりも たくさん れんしゅうした。
でも うまく うたえない。
でも うまく うたえない。
■ 7

れんしゅうしていると
うしろから ともだちの こえがきこえた。
うしろから ともだちの こえがきこえた。
■ 8

「れんしゅう がんばってるんだね。」
「うん。でも、うまく うたえないの。」
「なんだか いつもと ちがうみたい。そうか!わかった。」
「うん。でも、うまく うたえないの。」
「なんだか いつもと ちがうみたい。そうか!わかった。」
■ 9

「きっと わらってないからだ!
ぼくは いつもの たのしそうな えがおが すきだな。」
ともだちに いわれて きがついた。
いつのまにか うたうことが たのしい じゃなくなってた。
ぼくは いつもの たのしそうな えがおが すきだな。」
ともだちに いわれて きがついた。
いつのまにか うたうことが たのしい じゃなくなってた。
■ 10

わたしのだいじ。
『たのしいこと!』
おもいだしたら
なんだか うまく うたえる きがしてきた。
『たのしいこと!』
おもいだしたら
なんだか うまく うたえる きがしてきた。
■ 11

つぎの おまつりのひ。
そとは あいにくの あめ。
そとは あいにくの あめ。
■ 12

「あめじゃ おまつり できないね。」って
かなしそうな こえが きこえてきた。
かなしそうな こえが きこえてきた。
■ 13

わたし うたいたい!
そうおもって ぶたいにあがって うたいはじめた。
うたっていると
だんだん まわりに あつまってきた。
そうおもって ぶたいにあがって うたいはじめた。
うたっていると
だんだん まわりに あつまってきた。
■ 14

いつのまにか そらも はれてた。
みんな たのしそうに わらっている。
わたし いま とっても たのしい!
みんな たのしそうに わらっている。
わたし いま とっても たのしい!
■ 15

おはよう!
きょうは とっても いいてんき。
きょうも たのしいこと しよう!
「いってきます♪」
きょうは とっても いいてんき。
きょうも たのしいこと しよう!
「いってきます♪」
■ 自作絵本